地域密着型・認知症対応型通所介護とは何ですか?

地域の住民のみを受け入れる通所サービスです。

地域密着型通所介護とは、定員18人以下の小規模施設に地域の要介護者を受け入れて、食事、入浴、その他日常生活上の支援や生活機能訓練などを提供するサービスです。

受け入れる人数が少ない地域密着型通所介護の介護報酬は、通常の通所介護よりも高く設定されています。

また地域密着型通所介護のうち、難病患者や末期ガン患 者のみを受け入れるサービスは療養通所介護と呼ばれます。

なお、2024 年度の制度改正では、地域密着型通所介護において、認知症加算の算定要件や個別機能訓練加算が見直され、基本報酬において短期利用型の区分が新設されました。

要介護・支援の認知症患者専用の通所サービスです。

認知症対応型通所介護では、認知症患者を日中、施設に受け入れて、認知症ケアや生活についての相談・助言などを提供します。

認知症対応型通所介護は、要介護・要支援に認定された認知症患者専用のサービスです。

認知症対応型通所介護には、独立した施設で行う単独型、特別養護老人ホームなどの併設施設で行う併用型、認知症対 応型共同生活施設や地域密着型介護老人福祉施設・特定施設の食堂または共同生活室 で行う共用型があります。

同時にサービスを提供できる定員は単独型や併用型では 1 施設あたり 12 人以下、共用型では1ユニットあたり3人以下、利用者3名に対して1名の介護従業者が必要と決められています。

地域密着型・認知症対応型通所介護の制度改正と報酬改定

2024年度の制度改正では、地域密着型通所介護について「認知症加算の算定要件の見直し」「基本報酬における短期利用型の新設」が図られ、地域密着型通所介護と認知症対応型通所介護の共通で「急な気象悪化などにおける所要時間の取扱いを明確化」「一体的計画書の様式と訪問リハビリのみなし指定の見直し」「入浴介助加算の算定要件の見直し」「科学的介護推進体制加算の算定要件の見直し」「
ADL 維持等加算の算定要件の見直し」が図られました。

また、2024年の報酬改定では、地域密着型通所介護について「個別機能訓練加算の見直し」が図られています。

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