
有料老人ホームにも色々な種類があります。
有料老人ホームの特徴は、受け入れる高齢者と提供するサービスの幅が広く、施設によって異なることです。
特定施設入居者生活介護が適用される介護付有料老人ホームには、要介護者を受け入れて施設内のスタッフが介護する介護専用型、要介護者と健常者を受け入れて主に施設内のスタッフが対応する混合型、外部事業者による介護サービスを利用する外部サービス利用型があります。
有料老人ホームの入居者は、毎月の家賃を負担する賃貸方式、所有権を買い取る所有権分譲方式、入居一時金を払った上で毎月の費用を負担する終身利用権方式のいずれかで費用を負担します。

サ高住は、その多くが特定施設の指定を受けていません。
特定施設入居者生活介護の指定を受けている、有料老人ホーム以外の施設には、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、サービス付き高齢者住宅があります。
収入・資産が一定額以下の60歳以上の高齢者やどちらか一方が60歳以上の高齢者夫婦に住居を提供する軽費老人ホームには、A型、B型、ケアハウス(一般型と介護型)があり、このうち特定施設の指定を受けているのは介護型ケアハウスのみです。
また、2011年11月から制度が開始されたサービス付き高齢者住宅(サ高住)は2022年8月時点で登録数 28万戸弱まで増えています。
ただし、サ高住の多くは特定施設の指定を受けていません。