介護系スタッフはどのような役割を担っていますか?

身体介護や生活援助、ケアプラン作成などを行います。

介護現場では、ヘルパー、介護福祉士、ケアマネジャー、ソーシャルワーカーなどの介護系スタッフが働いています。
訪問介護員とも呼ばれるヘルパーや介護福祉士は主に、家事や食事のサポートなどの生活援助と入浴・排泄の世話などの身体介護を提供します。
介護支援専門員や主任介護支援専門員の資格を持つケアマネジャーは利用者の課題分析やケアプランの作成、事業者との調整などを担います。
ソーシャルワーカーは介護・家庭・金銭に関する相談業務などを担い、多くの場合、社会福祉士の資格を有しています。

国は、ヘルパーや介護福祉士のキャリアパスを模索しています。

現在、介護現場ではヘルパーや介護福祉士の人材が不足しています。
そのため厚生労働省は、介護職員のスキル向上と昇給・昇格を図るため、キャリパスの整備に取り組んでいます。
具体的には2013年4月からは訪問介護員養成研修と介護職員基礎研修が、介護職員初任者研修と介護職員実務者研修に一元化され、2017年1月からは国家試験に通った者が介護福祉士になるように変更されました。
また2015年12月からは、介護福祉士の上位資格として認定介護福祉士が新設されています。
ケアマネジャーについては、2016年度に研修制度が見直され、2018年度からその上位資格である主任ケアマネジャーが居宅介護支援事業所の管理者要件になりました。

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